活動報告
2019年08月26日(月)  [市議団ニュース,活動報告]

日本共産党東大阪市会議員団 昨年の市立小学校、中学校、日新高校の計77校の施設老朽化調査の中で、危険箇所・老朽化の著しい学校を中心に再調査し、8月15日(木)『危険・老朽化の学校 施設の即時の改修と教育予算増額の要望書』を 東大阪市長、市教育委員会 教育長に宛て提出!


東大阪市教育委員会 土屋 教育長(写真上)と 市長公室 山本 理事(写真下)に要望書を手渡す、日本共産党東大阪市会議員団 塩田 団長、上原 幹事長、嶋倉 市議、神野 市議 と 長岡 前市議、浅野 前市議

2019年8月15日 日本共産党東大阪市会議員団                       危険・老朽化の学校施設の即時の改修と教育予算増額の要望

日本共産党東大阪市会議員団は、全市立小中学校、日新高校の調査をふまえ、危険老朽化の学校施設の改修と教育予算の増額の要望書を昨年の9月に市長及び教育長に提出し、その後の定例会においても改善を求め質問してきました。
昨年の調査の中で、危険箇所や老朽化の著しい学校を中心にこの夏も調査をしてきました。長瀬西小学校の防火シャッターの直下の配管や若江小学校の点字ブロック前に壁があり危険であるところ、また西堤小学校の放送室の外壁の亀裂など数点については改善が見られました。
ところが多くの学校で未だ、指摘事項が放置され、昨年よりも更に劣化しているところなどが散見されました。
長瀬西小学校体育館のサッシ転落が昨年起こり、学校側も教育委員会に要望し、私達も昨年「窓のサッシが落下した長瀬西小学校については全面点検と補修を」と要望していたにもかかわらず、全面点検と補修が実施されずに、今年もまたサッシが落下する事故が起きています。児童がケガをしてからでは遅いので、三度起きないように全面改修すべきです。
またどこでも昨年の豪雨や土砂災害などで避難所開設した際に、体育館に空調設がないため、特別教室を活用したとのことです。大規模災害時には避難所として体育館の使用が迫られるだけに、エアコン設置を早急にすすめるべきです。また西堤小学校では体育館のある校舎にはトイレがなく、避難所として使う以上、早急にトイレの設置要望が出されています。同様の学校がないか調査をしてトイレ設置をすべきです。
英田中学校のテニスコートについては、さらに老朽化が進んでいます。昨年の私達の指摘以降に、教育委員会が調査に来たことで、生徒達から改修への強い期待が高まっており、「ラグビー場まで立派でなくてもいいから、普通のコートでテニスがしたい」という当然の要望に早急にこたえるべきです。
雨漏りについて放置されカビの繁殖が進行したり、晴れていても教室の天井から雨漏りする学校など雨漏りが見られる学校には散水や赤外線調査等の最新の方法で原因特定をし、根本的な雨漏り対策を講じるべきです。
改めて、日本共産党東大阪市会議員団は、昨年の危険・老朽化の学校施設の改修と教育予算増額の要望書をふまえるとともに、更なる老朽化の進行に対応した早急な改善をはかり、そのためにも教育予算の大幅増額を強く要望するものです。